北海道(利尻島・奥尻島)
礼文島と利尻島は稚内の左隣で、奥尻島は北海道の左下にあります。
礼文島や利尻島に行くのは、少し大変かもしれません。
北海道の島はどこも海産物に恵まれています。
栄養豊富な利尻昆布とそれを餌に育つ
エゾバフンウニやキタムラサキウニには濃厚な美味しさがあるので、必ず食べてください。
ウニの漁期は、6月~8月で、一番美味しい時期も同じですので、
夏休みシーズンに訪れるのがオススメです。
そしてそれ以外にもここでしか食べられないものがありますので、要チェックです!
ウニ/ウニルイベ/粒ウニ(奥尻島・利尻島)
うにルイベとは、厳選された生うにを、独自の製法で水分を抜き、濃厚なコクと甘味を引き出した商品です。
そして奥尻の粒ウニは、一子相伝の秘奥義を持って作られている究極の超レアものです。限定品なのでお見逃し無く。
最高級 奥尻島 粒ウニ
奥尻和牛(奥尻島)
奥尻島で生まれ育ち、塩分を含んだ奥尻の飼料で育っているため甘みのある美味しいお肉になります。
ただ飼育している頭数も少なく年に数頭しか出荷されないため、幻の和牛と言われています。
実際、島に訪れても食べるのは難しく、ふるさと納税の返礼品で手に入れるしか無いかもしれません。
幻の奥尻和牛
奥尻ワイン(奥尻島)
奥尻島で育てられたぶどうを使って作られたワインです。清らかでミネラルたっぷりな奥尻の水を使っており、島のワイナリーで購入することが出来ます。
また、「神威水」と言われる奥尻の水も販売されていますので、是非味わってみてください
奥尻ワイン
乳酸飲料 ミルピス(利尻島)
50年以上前から飲まれている手作りの乳酸飲料です。
数種類あると言われ、地元の人にも愛されているさっぱりとした謎の飲み物です。
お取り寄せも出来るので、興味のある方は、「ミルピス商店」で検索してください。
なまこ(利尻島)
なまこは3月から漁が解禁されています。
「干しなまこ」は漢方としての効果もあるため、中国での需要が高く、ここ数年で何倍にも高騰しており、100g20,000円を超えることもあります。
この「黒いダイヤ」といわれるなまこを地元で味わってください。
利尻島 なまこ
宮城県(網地島・田代島)
宮城県の島は本土からあまり離れていないため、往来にもそれほど苦労はしません。
宮城県自体、海産物が豊富で、
牡蠣やフカヒレ、金華サバ、メカジキ、ウニなどが特産で、年中、旬の美味しいものが食べられます。
島の住民には漁師の方も多く、飲食店もたくさんありますので、上記以外の魚介も味わえます。
特に牡蠣は有名で、シーズンになると
牡蠣小屋が開かれ、新鮮な牡蠣を味わうことが出来ます。
牡蠣(網地島・田代島)
三大牡蠣の生産量で宮城県は第2位に位置しています。第1位の広島県ではほとんどが加熱用ですが、
宮城の牡蠣は生食用になっています。
そのため、濃厚なクリーミーさを味わいたいのであれば、宮城がオススメです。
最盛期の10月から3月は大きく育った牡蠣が、どこでもリーズナブルに食べられる、牡蠣天国の時期になります。
宮城の生牡蠣
金華サバ(網地島・田代島)
三大ブランド鯖の1つである「金華サバ」は、金華山の島周辺に生息し、回遊しない魚です。
11月が旬の冬の味覚で、刺身、しめ鯖、焼き鯖など脂ののりも良く絶品です。
ちなみに日本三大サバは、他に関サバ(大分)、八戸前沖さば(青森県)などがあります。
脂ののった金華サバ
東京都(大島・利島・新島・三宅島・八丈島・青ケ島:伊豆諸島)
住所は東京都ですが、東京からは遠く離れている島々です。
天候が悪いと訪れるのも大変ですが、漁師が多く暮らす場所なので、
他には無いような食文化が築かれています。
江戸時代には島流しにされた罪人が送られる場所でしたが、今では、釣りやダイビングを目的とする観光客に人気のスポットになっています。
八丈島のキョンが有名ですが、現在野生のキョンはおらず、全て施設で管理されているようです。
千葉県では増えたキョンの駆除が始まっており、
キョン料理やふるさと納税の返礼品にキョンの肉が使われていますので、
食べたい方はそちらで手に入れてください。
御赦免料理(八丈島・三宅島)
江戸時代に島流しにされこの島で
刑期を終えた人を送り出すための料理です。
種類も豊富で豪勢な料理です。現在もこの料理を提供してくれるお店が、八丈島と三宅島にあります。
島で採れる果物や魚介などがふんだんに使われ、食べきれないぐらいの料理が出てきます。ご希望の方は必ず前日までにご予約を。
島寿司/べっこう寿司(大島・三宅島・八丈島・青ケ島)
島寿司とは、近場で獲れた旬な魚の
寿司種を醤油もしくは酢でヅケにし、シャリはやや甘めに味付けした酢飯で握り、上にカラシを載せてあるのが特徴の郷土料理です。
べっこう寿司は、大島で食べられているもので、
寿司種を唐辛子醤油につけて握ったもので、ワサビやカラシは無しで食べるものです。
くさや(八丈島・新島)
くさやの発祥は八丈島や新島と言われています。
栄養満点の発酵食品ではありますが、匂いはきついため、スーパーなどで見かけることはほとんどありません。
くさやの原液は、古ければ古いほどいいと言われており、2~300年前からあるものは、楽天でも100~200万円で販売されています。
興味のある方は原液を購入して、自宅で自作するのもいいかもしれません。
くさやに使われる魚は決まっておりませんが、アジやトビウオなどのあぶらの少ないものがいいようです。
江戸時代から好まれているくさやの
熟成された旨味を味わってみてください。
くさやの原液もあるよ
東京都(父島・母島:小笠原諸島)
宮城県の島は本土からあまり離れていないため、往来にもそれほど苦労はしません。
宮城県自体、海産物が豊富で、牡蠣やフカヒレ、金華サバ、メカジキ、ウニなどが特産で、年中、旬の美味しいものが食べられます。
島の住民には漁師の方も多く、飲食店もたくさんありますので、上記以外の魚介も味わえます。
特に牡蠣は有名で、シーズンになると
牡蠣小屋が開かれ、新鮮な牡蠣を味わうことが出来ます。
カメ刺し(父島・母島)
小笠原諸島は、
最大のアオウミガメ繁殖地であるため、昔から普通に食されています。
漁獲規制があり、年間135頭しか獲れませんが、島内の飲食店で様々な料理として味わえます。
カメの刺身、唐揚げ、もつ煮、寿司だけでなく、
まん丸な亀の卵まで食べられます。
すっぽんとは違うウミガメの味を堪能してください。
ポキ丼(父島・母島)
ハワイ由来の食べ物で、角切りにされた魚の肉2~3種類を醤油などに漬け、同じく角切りにしたアボカドとまぜてご飯にのせたものです。
小笠原近海で獲れる新鮮な魚の海鮮丼です。アカハタや脂ののったメカジキ、サメ、タコなども獲れるので、いろいろな魚が味わえます。
新潟県(佐渡島)
宮城県の島は本土からあまり離れていないため、往来にもそれほど苦労はしません。
宮城県自体、海産物が豊富で、牡蠣やフカヒレ、金華サバ、メカジキ、ウニなどが特産で、年中、旬の美味しいものが食べられます。
島の住民には漁師の方も多く、飲食店もたくさんありますので、上記以外の魚介も味わえます。
特に牡蠣は有名で、シーズンになると
牡蠣小屋が開かれ、新鮮な牡蠣を味わうことが出来ます。
サザエカレー(佐渡島)
佐渡島では、昔からサザエを食す文化があります。ご当地カレーとして
磯の香りのするサザエカレーをどうぞ。
島で獲れた人参や玉ねぎなどの素材と煮込まれたサザエがいい食感で、ここでしか味わえないカレーになっています。
きさらぎ本店のテラスで、開放的な景色を見ながら食べれば美味しさも倍増です。
サザエカレー
佐渡牛(佐渡島)
佐渡牛は、
佐渡で生まれ育った黒毛和牛のことです。
仔牛は、他のブランド牛として育てられるために全国に移されます。そのため、成牛まで佐渡で育てられる数はとても少なく、
年間の出荷数は数十頭になります。地元で育った塩分を含んだ牧草や藁を食べて育つため、肉質はやわらかく、甘くジューシーになっています。
出荷数が少ないので、
幻の黒毛和牛と言われています。
佐渡牛
いごねり(佐渡島)
いごねりはいご草という海藻から作られています。
ぷるんとした食感やさっぱりした味で人気があります。新潟では酢味噌やポン酢で食べますが、佐渡では醤油で食べられています。
いごねりは佐渡を代表する郷土料理なので、訪れた際は是非召し上がってください。
いごねり
静岡県(初島)
熱海は
国産レモン発祥の地ということで、初島には植樹もされ、レモンPRが盛んに行われています。
現時点ではレモンの収穫量が多いというわけではありませんが、島全体がレモンに染まっていて、観光スポットになっています。
もちろんレモンを使ったスイーツやグルメも多く、清涼感のある島グルメとして若い人達の注目も集まってきています。
初島バーガー(初島)
初島バーガーは、
竹炭を練り込んだ真っ黒のバンズを使い、レモン味のタルタルソースと野菜、アジの竜田揚げを挟んだ
ボリューム満点のハンバーガーです。
一緒にレモネードを飲んでもさっぱりして相性ピッタリです。その他にもスパイスレモンカレーやレモンラーメンなど他には無い
メニューを味わうことが出来ます。
三重県(答志島・菅島)
三重県の海は潮の流れも速く、プランクトンも豊富で魚介が育ちやすい環境が揃っています。
三重の代表的な海産物として、
牡蠣や伊勢エビ、アワビなどその場で生息しているものはみな、旨味を蓄えた極上の素材になります。
三重の島々は、本土と近いために交通の便も良く、一番遠い島でもフェリーで40分あれば到着します。
緑も多く自然豊かな場所で、神々が宿る島とも言われており、歴史的建造物や神社を探索するだけでも十分楽しめる観光地です。
伊勢エビの開き干し(菅島)
菅島は干物に力を入れているところで、様々な魚介をを加工していますが、
伊勢エビの開き干しは、この島オリジナルの商品です。
干物にすることで水分が抜け、旨味が凝縮されます。また日持ちもするようになるため、お土産や贈り物にも喜ばれています。
伊勢エビの開き干し
桃こまち(牡蠣)(答志島)
答志島桃取で養殖されている牡蠣のブランドです。
この辺は潮の流れも速く、栄養が豊富なため、一年でぷりっとした身の牡蠣が育ちます。味は甘みが強く、濃厚なので焼くことで更に旨味が凝縮します。
桃こまち
答志島トロさわら(答志島)
答志島トロさわらは、答志島等で水揚げされるサワラの中でも、厳しい基準を満たしたサワラのことです。
脂の乗りが全国トップクラスであることが証明されています。
ブランドとしても認定されており、食文化「知の活用」振興事例(文化庁)にも登録されています。
兵庫県(淡路島・沼島・家島・男鹿島・坊勢島・西島)
淡路島は、高級食材の宝庫です。淡路ビーフ、淡路島サクラマス、えびす鯛、淡路島とらふぐの養殖、由良の赤ウニなど海流の影響もあって美味しい食材が育つ環境があります。
現在は島内も整備されており、橋を渡って車でも行きやすいため、観光地として人気が高まっています。
淡路シェフガーデンでは、27店ものお店が並び、海を見ながら、世界中の料理が食べられるようになっています。
淡路ビーフ(淡路島)
淡路ビーフと淡路牛の違いを知っていますか?
淡路牛の方が淡路島で生まれ育った牛のようなイメージを持つかもしれませんが、逆です。淡路牛は、淡路島での生育が他県よりも長い牛のことです。
淡路ビーフは、淡路島で生まれた
和牛の中でも最高とされる「純血種の但馬牛」の中から、さらに選び抜かれた最高品質の牛肉にしか与えられないブランド名です。
淡路ビーフ
淡路島サクラマス(淡路島)
淡路島サクラマスは、サケやマスの中でも最高級とされる品質で、天然物は幻と言われるほどの稀少なものです。
淡路島では養殖で育てており、寄生虫(アニサキス)もいないため、お刺身でいただくことが出来ます。
上品な脂と濃厚な甘みを味わってください。
淡路島サクラマス
高級食材(淡路島)
淡路島は高級な食材が手に入る全国屈指の場所です。
瀬戸内海の栄養豊富な海や鳴門海峡のような速い潮の流れ、これらが天然物を美味しくし、養殖にも適した環境が作られます。
「えびす鯛」は、淡路島の港で水揚げされた天然のマダイです。海老や蟹を餌にしているためか、とても美味しくなっています。
「はも」は、「はも延縄」と呼ばれる漁法で一匹一匹釣り上げられるため、とても美しく、「べっぴん鱧」や「黄金鱧」と呼ばれています。
「とらふぐ」は、潮の流れの速い鳴門海峡で育てられ、水温も日本一低いため、身が引き締まって味も濃厚です。
「由良の赤ウニ」は、淡路島の由良近海でとれる貴重なウニです。ムラサキウニに比べ水深の深い部分に生息し、素潜りで一つ一つ獲られるため、稀少な食材です。
えびす鯛
淡路のはも
淡路のとらふぐ
由良の赤ウニ
島根県(隠岐島)
隠岐島のことは何となく聞いたことのある人も多いと思います。
歴史的に、後鳥羽上皇が島流しにされた場所として、学校で習ったことがあるはずです。1年で脱出してしまったのは残念ですが、島には素晴らしい食材がたくさんあります。
漁場も近く、海老・牡蠣・アワビなども豊富で、柔らかい肉質の隠岐牛も最上級の味を提供してくれます。
私だったら、3年はいたと思います。
隠岐ガニ(隠岐島)
日本海山陰海域で獲られる雄のズワイガニを松葉ガニと言います。中でも隠岐島沖で「カニ篭漁法」という独特な漁法で獲られたカニを「隠岐ガニ」と呼びます。
島根県のブランド蟹で
厳しい基準に合格したものだけがタグを付けられ、隠岐ガニとして出荷されます。
時期は11月下旬から2月までなので、この時期を逃さずに、絶品の身の甘さと濃厚な味わいをお楽しみください。
隠岐ガニ
ベコ(アメフラシ)(隠岐島)
アメフラシを食べる地域は極々限られており、千葉県、鳥取県、島根県、鹿児島県の一部です。
アメフラシは内臓に毒をもっていることもありますが、内臓を取り出してしまえば大丈夫です。
アワビやサザエのような歯ごたえのある食感で、旨味もあり、
醤油や味噌で和えると絶品です。
隠岐牛(隠岐島)
幻の黒毛和牛と言われる「隠岐牛」。
隠岐の島生まれ、隠岐の島育ちの未経産のメス牛で、肉質はA5かA4ランクのみという、大変厳しい基準をクリアした黒毛和牛しか名乗れないブランドです。
飼料も全て隠岐島のものを使用しております。キレイに入ったサシも人の体温で溶けると言われ、甘みがありつつもあっさりし脂です。
隠岐牛
香川県(小豆島・直島)
小豆島は、日本で初めて
オリーブの栽培が成功した場所として知られており、島の特産品にもなっています。
直島は、小豆島よりも小さく、アートと自然が融合したユニークな観光地として知られています。島中に様々なアート作品がちりばめられているだけでなく、
小さな島の中に3つも美術館があります。瀬戸内海の景色とマッチした、現代アート作品を楽しめる島になっています。
カメノテ(小豆島)
「カメノテ」は、亀の手のように見えるだけで、亀の手ではありません。また岩などにくっついているので、貝のようにも思われますが、
実際は甲殻類でカニやエビの仲間です。
そのため、
カニやエビの身に似た味わいがあり、とても美味しいのです。塩ゆで、酒蒸し、みそ汁などで楽しむことが出来ます。
カメノテ
直島バーガー(直島)
直島でとれた新鮮な野菜と
県産のハマチをジューシーなフライにし、タルタルソースや
直島特産の塩で味付けた豪快なハンバーガーです。
フライは衣はサクサクで、中身は下味の付いた新鮮なハマチが存分に味わえます。
直島を丸ごと味わえるB級グルメとして、テラスで昼食にどうですか?
長崎県(壱岐島・五島列島)
壱岐島と五島列島は、長崎県に位置する美しい島々で、それぞれ独特の文化や自然景観、そして素晴らしいグルメがあります。
美しい風景や歴史的な観光名所と共に、地元の新鮮な食材を使ったグルメを楽しむことができます。
壱岐島は、
神々が住む島と言われ、神社なども多く、歴史的な石像などがあります。五島列島では、
キリシタン文化の名残もあり、石造りの天主堂はとても貴重です。
各島の特色ある料理を味わいながら、地域の文化や風土を感じる旅を楽しんでください。
壱岐牛ハンバーガー(壱岐島)
年間900頭しか出荷されない壱岐牛は幻の和牛と言われています。
壱岐島で生まれ育ち、潮の香りがするミネラルたっぷりの飼料を食べた牛は、さっぱりした甘みの肉質になります。
壱岐牛100%のハンバーガーはジューシーで肉の旨味を味わえ、食べ応えもあります。壱岐島では、ハンバーガー以外でもカレーやステーキなどでも味わえます。
壱岐牛
五島牛・五島美豚・五島地鶏(しまさざなみ)(五島列島)
五島列島の島で育てられた、牛・豚・鶏もブランド化されています。
「五島牛」は、赤身と脂身のバランスが良く、サシの入った霜降り肉で、やわらかい肉質と口の中に広がる旨みが特長です。
特にヒレ肉への称賛の声が高く、この良質な味わいは、多くの食通をうならせるほどです。
「五島美豚」は、臭みがない旨みたっぷりの肉質で、赤身はやわらかく、特に脂身はさらりとして甘みがあります。
「五島地鶏(しまさざなみ)」は、軍鶏(しゃも)の雄とプリマスロックの雌を交配させた地鶏です。うまみの強さとくせのなさ、両方のいいとこ取りをしています。
五島牛
五島美豚
五島地鶏(しまさざなみ)
大分県(姫島)
姫島は島丸ごとが姫島村になっており、それほど大きくない島でありながら、観光などでもとても盛り上がっています。
アクティビティとして、トライアスロンの大会が開かれたり、毎年5月の姫島おさかな祭り、毎年8月の盆踊り大会、毎年10月の姫島車えび祭りなどが催されています。
それ以外にも観光として温泉が湧いていたり、ダイビングが出来たりと自然も豊富です。フェリーでも20分で行ける島なので、大分に寄った際は、是非訪れてください。
姫島車えび・姫島かれい(姫島)
姫島の特産品に車エビとカレイがあります。車エビの方は養殖されており、刺身でもフライでも塩焼きでもお好みに応じて召し上がれます。
毎年10月下旬には、姫島車えび祭りが開かれているほど、島が力を入れている商品になります。
もう一つブランドとして、豊かな漁場が育んだ、まるまると活きのいい新鮮な「姫島かれい」があります。お刺身、薄びき、煮付け、お吸い物にと極上の風味と歯ごたえを味わえます。
毎年5月下旬には、姫島おさかな祭が開かれますので、そちらで様々な魚介を味わうことが出来ます。
姫島車えび
鹿児島県(種子島・屋久島)
屋久島や種子島は、島特有の魚介だけで無く、肉や野菜、果物などの特産が多くあります。
肉では、
屋久鹿、縄文牛、種子島牛などに人気があり、果物や野菜では柑橘類最高の甘さを誇る
屋久島たんかんや
スイーツにもぴったりな安納芋が有名です。
海に囲まれながらも森からの恵みも多い土地なので、本土とは違うユニークなグルメを楽しめる場所になっています。
アサヒガニ、ゾウリエビ(種子島)
アサヒガニは本州で出回ることは滅多にない珍しいカニです。
見た目、手足が小さく胴体が大きくなっておりますが、その通り、手足にはほとんど食べる部分はなく、
胴体の中にカニ味噌や身がつまっています。
味は、カニと海老の間のようで、とても美味です。
ゾウリエビは、漁獲高が少ないため、こちらも出回ることはほとんど無いため、見かけたら即買いをオススメします。
イセエビ科でとても美味しく、歯ごたえも素晴らしいので、お刺身やみそ汁、塩焼きなどでお召し上がりください。
アサヒガニ
ゾウリエビ
インギー地どり(種子島)
インギー地鶏とは、「インギー鶏」の雄と掛け合わせた交配種です。飼育は南種子町だけでしか行われない
地域限定鶏です。
座礁したイギリス船を救助した際、お礼にいただいた鶏を、インギー鶏として守り育てています。
味はいいのですが、飼育期間の長さや個体の小ささを解消するべく、他の鶏と掛け合わせ、インギー地鶏が誕生しました。
インギー地鶏の肉はネットでもなかなか手に入らないため、種子島に訪れて食すことをオススメします。
もとは茶色い鶏ですが、掛け合わせた結果、黒い鶏になっています。
/
縄文牛(屋久島)
縄文牛は、屋久島発のブランド牛です。
屋久島の温暖な気候で育てられる柑橘類や焼酎など自然の恵みから得られるオリジナル飼料を与えています。
その飼料を食べ続けると、半年ほどであっさりとした脂ののった肉質になります。太らせるための飼料では無いため、サシもほど良くのっています。
屋久島の味がするこのお肉は、市場にはほとんど出回らないため、島に訪れた際には是非お召し上がりください。
屋久鹿(屋久島)
屋久鹿は、
屋久島の最高級ジビエです。
屋久鹿は、屋久島と口永良部島にしか生息していないニホンジカです。雨の多い島に生息している苔やシダを餌にのびのび生活している鹿は、ストレス無く育っています。
森の生命力を蓄えた鹿肉を味わってみてください。
屋久島バーガーにはこのジビエが使われており、気軽にいただくことが出来ます。
屋久鹿
鹿児島県(徳之島・奄美大島)
奄美群島は、美しい島々で、豊かな自然と共に独自の食文化を持っています。
島の特産品を使った郷土料理や新鮮な海の幸が魅力です。
珍しい郷土料理も多く、
油ぞうめん(油で炒めた素麺)、
ンニン(薩摩芋の葉の煮込み)、
ヤギ料理(刺身、汁物、炒め物)、
豆腐よう(豆腐を発酵)などが
他の地域からすると珍しいと感じるようになります。
特産に黒糖や安納芋もあるため、スイーツや焼酎も美味しいものが揃っています。
ヤギ汁(ヒージャー汁)(徳之島)
ヤギ汁は、沖縄県や奄美諸島などで伝統的に食されている郷土料理の一つです。
ヤギの肉を使ったスープ料理で、
特有の風味と滋養強壮効果があるとされています。
ヤギの肉は臭みがあると言われていますが、下茹でして臭みを取り除いて、島野菜などと一緒に煮込みます。
長時間煮込むことで独特のコクや風味が出ますが、ここで好みが分かれるようです。
ヤギ汁
イソアワモチ(奄美大島)
イソアワモチとは、10cmぐらいの
海辺の岩場にいる軟体生物です。
内臓を取り除いて、ぬめりをとるのにコツがいりますが、それが終われば茹でたり、炒めたりして召し上がれます。
こりこりとした食感がアワビのようでもあり、磯の香りがくせになる美味しさです。
鹿児島県や沖縄県では、味噌炒めにしてお店で出しているところが多いようです。
沖縄県(沖縄本島)
沖縄本島は文化や食生活に特徴があり、本土ではあまり食べないようなものもあります。
ウミヘビやヤギ、ヤシガニ、イルカなどは特に美味と言うことはなくても、
食の幅を広げるという意味でも一度食べておくことをオススメします。
豚料理なども種類が豊富で、チャンプルー、ソーキ(スペアリブ)、ラフテー(角煮)、ジューシー、ミミガー(耳)、てびち(豚足)など、日常的な食生活で様々な部位を味わえます。
イラブー汁(沖縄本島)
イラブー汁は、沖縄や奄美群島の伝統的な郷土料理で、
イラブー(ウミヘビ)を使ったスープです。
主な材料であるイラブーは、海に生息するヘビで、その肉は高たんぱくで低脂肪です。乾燥させたものがよく使われます。
味と食感に関しては、イラブーの肉は、しっかりとした弾力と独特の風味があります。
スープはイラブーの旨味が溶け込み、濃厚で深い味わいが特徴です。
イラブー汁
ヤシガニ(沖縄本島)
ヤシガニ料理は、沖縄や奄美群島などで食べられる珍味で、ヤシガニ(ココナッツクラブ)を使った料理です。
ヤシガニは世界最大の陸生甲殻類で、
独特の甘みと風味を持つ高級食材です。ヤシガニの肉はしっかりとした弾力があり、
甘みと旨味が強く、甲羅の中には濃厚なミソがあり、これもまた珍味として楽しめます。
捕獲が難しく、数が限られているため、希少価値が高く、なかなか食べられる機会は少ないと思います。
イルカの刺身(沖縄本島)
沖縄といえど、自由にイルカを狩ることは出来ないので、どこでも食べられるものではありませんが、食べさせてくれるお店はいくつかあります。
歯ごたえや独特のクセなどを楽しめれば、美味しく頂けると思います。味はクジラっぽいと言っていいでしょう。
料理としては、炒め物が一番多く、次に汁物、そしてステーキなど焼き物と続きます。
沖縄県(石垣島・宮古島・西表島)
沖縄の離島には本島とは少し違った料理メニューがあります。
沖縄そばでも、石垣島では「八重山そば」、宮古島では「宮古そば」のように出汁や具材などが少しずつ変わっています。
もずくを天ぷらにしたり、「ジーマーミ豆腐」といって落花生の豆腐に黒蜜をかけて食べたりもします。
これらの島々は、それぞれの地理的特性や文化を反映した独自の食文化を持っており、訪れる人々にとっても新しい味覚の発見があります。
カマイ(リュウキュウイノシシ)料理(西表島)
リュウキュウイノシシ自体は、沖縄本島や奄美諸島にもいますが、西表島のリュウキュウイノシシは、
骨格や塩基配列が違っており、乳頭の数や位置も相違しているため、
別物の亜種と考えられています。
このイノシシは、猟の時期も11月~2月の3ヶ月だけなので、なかなか出回りませんが、害獣として駆除された場合は、
地元のお店にも新鮮なお肉として出回ることがあります。
食べ方は、たたき(刺身)や炒め物、煮込み、汁物が多く、適切に処理されていれば臭みもなく美味しく頂けます。滅多に出回らないため、見かけたら是非食してみてください。
リュウキュウイノシシ
石垣牛(石垣島)、宮古牛(宮古島)、伊江牛(伊江島)
沖縄ではそれぞれの島でとれた飼料で牛が育てられています。塩分を含んだ餌を食べると脂が甘くなるそうです。
「石垣牛」は、月に3~40頭の取引なので、とても稀少です。肉質は脂身が多すぎることなくさっぱりとしていて、甘みのある風味豊かな味わいが楽しめます。
「宮古牛」は、90%が仔牛のうちに全国に出荷され、宮古牛として育てられるのは10%ほどです。ミネラルたっぷりのサトウキビを餌にしており、脂の甘みを楽しめるお肉です。
石垣牛
宮古牛
新鮮な海の幸や地元でしか手に入らない食材を使用した料理は、観光客にとって大きな魅力となっています。 例えば、沖縄の石垣島では、新鮮な石垣牛や海ぶどうが楽しめ、北海道の利尻島では、利尻昆布を使った料理が人気です。 また、瀬戸内海の小豆島では、伝統的な手延べそうめんやオリーブを使った料理が提供されています。
これらの離島グルメは、その土地ならではの風味と文化を感じられるため、それを味わうためだけでも訪れる価値があります。 離島グルメを楽しむためには、事前のリサーチが鍵となり、季節限定のメニューや特産品を見逃さないようにしましょう。