【熊との共存】
熊との共存は生活圏を分ける以外、難しいと思われます。
人は熊の生息域に入らず、もし入ってしまった場合は襲われても止むなし。
熊が人間の生活圏に入った場合、子どもを守る意味でも、駆除という手段がしかるべきだと考えます。
もし山の中で→のような熊に出会ったら、恐怖と絶望しかありません。
可哀想と言っている人は、熊の被害に遭わない安全な地域にいる人でしょうね。
増えすぎた熊を食料として有効活用することで、生態系の安定にも繋がるのではないでしょうか。
【熊刺し】
熊肉は臭みがあるとかクセがきつくて食べられないという人もいますが、それは仕留めた後の下処理が良くないからです。
ちゃんと血抜きをして丁寧な下処理をすれば、生でも食べられます。
「熊刺し」という熊肉の刺身は食べたことがありますか?
脂身が多い刺身は、舌の上で溶け、甘い脂を堪能することができます。
※ただ、寄生虫の旋毛虫(トリヒナ)にはご注意ください。
【熊の舌】
熊はとても長い舌を持っています。一説には、噛まれそうになったとき、舌を掴めばえずいて、噛まれないという話もあります。
(真偽のほどは不明)
熊の舌は特にクセも無く普通に美味しいタンです。
焼いて食べるもよし、煮込んで柔らかくして食べてもいいですが、貴重なもので滅多に手に入らないため、
予約して取り寄せるか、ジビエ店にストックしてあるものを戴くようになります。
【熊の手】
熊の手はよく話を聞くことはあっても食べたことのある人は少ないと思います。
東京の中華料理の店で出してくれるところもあるようですが、それは中国の輸入物です。
日本のヒグマやツキノワグマはとても貴重なので、なかなか手には入りません。
手で蜂蜜を食べることから甘いという話もありますが、嘘です。蜂蜜漬けにでもしない限り、それはありませんが、
コラーゲンがたっぷりでプルプルした食感を味わえます。
ちなみに熊の足も同様にコラーゲンたっぷりのプルプルお肉です。
【熊の脳みそ】
熊の脳みそは新鮮でなければ食べられないため、地元に行かないと難しいと思います。
鹿や豚の脳みそも食べられますが、基本は同じような食材になります。
白子のような食感でプルプルしていますが、とろっとしてクリーミーで臭みのない美味しさがあります。
脳みそを求めるバタリアンの気持ちが少しは分かるかも知れません。
ヨーロッパでは、牛や豚や羊などの脳が食材として普通にお店で売られています。
【熊の肉】
熊の肉を味わいたい場合は、基本、スライスされたものかブロックされたものを購入するようになります。
食べ方は、焼肉が一番脂と肉の味を堪能できます。クセがあるお肉の場合は、煮込んだり鍋にするといいようです。
その他、熊肉の唐揚げやミンチにしてハンバーグなども美味しいです。
熊肉はジビエのお店でも簡単に食べられると思いますが、ネットでお取り寄せする方がお手軽です。
最初は、血抜きや下処理がちゃんとされているクセの無い熊肉を食べることをオススメします。
内臓ももちろん食べられます。熊のホルモンも鍋にピッタリですので、手に入るのであれば一緒に購入してみましょう。
これにより、生態バランスが保たれ、環境への影響が軽減されるだけでなく、地域の資源を有効に活用できます。
ただし、狩猟は厳格な法律と倫理に基づいて行われるべきであり、専門家の監督の下、熊の個体数を管理するための科学的なアプローチが求められます。このような統制された狩猟は、生態系と共に共存するための持続可能な手段となり、地域社会の食糧安全保障を向上させる一環となるでしょう。