ツキノワグマ(月の輪熊)は、本州以南の33都道府県に生息しています。
130cm以下で体重も80kg以下のものが多いようです。 雑食性ですが、ナラやブナのどんぐりなどの植物や、アリや蜂、ザリガニなどの小動物、甘い果物を食べています。
熊肉の味は、餌によって変わり、信州の山奥で豊富なドングリを食べている熊があぶらものって美味しいようです。 時期的には、冬眠後の痩せた状態では無く、秋の味覚を食べて体に脂肪を蓄えた冬眠前がおすすめです。

ヒグマ(羆)は北海道に生息しています。
230cm以下で体重は250kg以下の大型になります。
400kgを超える個体も見つかっています。 ヒグマも雑食性なので、植物から、昆虫、野菜、果物、鹿などの肉、鮭まで何でも食べます。 肉の味を覚えると、他の動物や人も襲います。農作物も被害を受けることがあり、生産量日本一のトウモロコシやてんさい(砂糖大根)が食料にもなります。
食べ物によって肉の味は変わり、トウモロコシやてんさい、果物を食べているものはクセも少ないようですが、虫や腐肉を食べているものはクセがあります。

アライグマは、全国で見かけますが、特に九州に多く生息しています。
100cm以下で体重も15kg以下のものが多いようです。 雑食性で、果物や野菜、穀類、虫、魚類など何でも食べます。畑を荒らすため害獣指定されています。
『芸能人格付けチェック！』でも牛肉の代わりに用いられ、GACKTさんに美味しいと評価されています。

アナグマは本州以南に生息しています。
60cm以下で体重は15kg以下と小型になります。
雑食性ですが、昆虫などを主に食べており、穴を掘ってミミズや幼虫を食べることが多いようです。 穴を掘るからではなく、穴に住んでいるため、アナグマと呼ばれています。 巣穴は深く、広く、いろいろな場所に繋がっており、出入り口が数十ある場合もあります。
冬眠するため、冬前に体重が増加しているため、美味しくいただけるのは冬眠前になります。