・日本三大パワースポットの一つ
石川県能登半島の先端にある「珠洲岬(すずみさき)」です。
珠洲岬には、崖に突き出た空中展望台スカイバードや、遊歩道、ライトアップされた青の洞窟などがあります。
絶景ポイントも多いので、映える写真がたくさん撮れます。
なぜパワースポットなのか?
暖流と寒流と陸地(岬)が交わる場所で、あらゆるパワーが集まるとされています。
そしてそれらのパワーが集まった場所に流れ着いた石を「青の洞窟」で拾うことが出来ます。
日本三大パワースポットの後の2つは?
霊峰の富士山と分杭峠(長野県)です。富士山は分かると思いますが、分杭峠はゼロ磁場と言われ、世界でも有数のパワースポットです。
・日本三大イカ釣り漁港の一つ
日本三大イカ釣り漁港として有名なのが、「能登小木港」です。
暖流と寒流の交わる海域なので、12種類ほどの様々なイカが漁獲されています。
近くの能登町には、「イカキング」なる巨大モニュメントも設置されています。
イカキングの建設費は2千数百万円ほどかかっており、当時は批判も多かったようですが、
様々なメディアで取り上げられ、経済効果は6億円ほどありました。(2022年)
知名度アップや観光客の誘致に成果を上げ、今でも映えスポットとして訪れる人が後を絶ちません。
昔からイカと深く関わる土地柄、イカに合うお酒や様々なイカ料理、イカグッズがあります。
地元「イカす会」では、毎年5月にお祭を開催し、生きたイカのつかみ取りなども行われています。
どんなイカが釣れるのか?
一番はスルメイカです。次いで、アオリイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、コウイカ、ソデイカと季節毎に合計12種類のイカが獲れます。
日本三大イカ釣り漁港の後の2つは?
青森県の八戸港と北海道の函館港です。
・日本三大魚醤の一つ
日本三大魚醤であるイカの内臓などを使用した「いしる」です。
魚醤は、魚や貝などを使用して作られる醤油のことですが、能登の「いしる」は、
イカの内臓やイワシを発酵させて作られています。この発酵過程によって、独特の風味と豊かなうま味が生まれます。
いしるは、能登地方の郷土料理や地元の料理に欠かせない調味料として重宝されています。
日本三大魚醤の後の2つは?
秋田のしょっつる、香川のいかなご醤油です。「しょっつる」はハタハタを塩漬けに、「いかなご醤油」はイカナゴ(スズキ科)を塩漬けにして作られます。
・日本三大朝市の一つ
石川県輪島市河井町本町通りで開かれる「輪島朝市」は1200年以上前から続いています。
輪島朝市は、毎朝8時から正午まで開催されています。震災の影響で2024年4月現在、朝市は開催されておらず、再開の目処は立っておりませんが、
出張輪島朝市として、金沢市の港で復活しています。
震災時、輪島の朝市通りで大規模な火災があったため、壊滅的な打撃を受けていますが、復興に向けて全力を尽くしています。
日本三大朝市の後の2つは?
400年以上続いている千葉県の勝浦朝市と江戸中期から始まった岐阜県の高山朝市です。
・日本三大火祭りの一つ
石川県能登島向田の「伊夜比咩神社のキリコ祭り」です。
いわれは、越後の国をつくった伊夜比古神(男神)がこの地を訪れ、伊夜比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭りです。
広場に立てられた約30mもの柱松明の周囲に、手に燃えさかる松明を持ったかつぎ手達が囲みます。
合図で一斉に松明を柱に投げつけると、たちまち巨大な火柱が立ち上がり、その火柱の倒れた方角により、その年の豊漁、豊作を占います。
日本三大火祭りの後の2つは?
様々な説があります。
・熊野那智大社(和歌山県)の「那智の扇祭り」
・琴平神社(北海道)の「天狗の火渡り」
・大善寺玉垂宮(福岡県)の「鬼夜」
・野沢温泉(長野県)の「道祖神祭り」
・須賀川(福島県)の「松明あかし」
・諏訪神社(長野県)の「御柱祭」
・男鹿(秋田県)の「なまはげ柴灯祭」
など
・日本四大杜氏の一つ
こちらは日本四大になりますが、日本を代表する酒蔵の最高責任者が、「能登杜氏(のととうじ)」です。
能登は日本の酒造りの伝統的な地域の一つで、清らかな水源と良質な米が豊富であり、その条件が優れた日本酒の醸造に適しています。
能登には多くの歴史ある酒蔵があります。これらの酒蔵は、伝統的な製法や技術を守りながらも、時代に合った革新的なアプローチも取り入れています。
地域ごとに独自の特徴や味わいを持つ日本酒が造られており、それぞれの酒蔵が独自の個性を持っています。
地元の海産物や特産物とも相性が良く、地元の料理とのペアリングにも適しています。
杜氏とは?
杜氏(とうじ)は、日本の伝統的な酒造りの職人のことを指します。
彼らは酒蔵で酒を醸造する際に、麹や米、水、そして酵母を使って、酒の原料を発酵させています。
杜氏は、その技術や経験によって、酒の品質や味を管理し、酒造りの全工程を監督します。
彼らの役割は非常に重要で、酒の味わいや品質に直接影響を与えます。
日本四大杜氏の後の3つは?
岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の但馬杜氏です。
能登牛
能登牛は、繊細な霜降りが特徴であり、
口に入れると溶けるような柔らかさが感じられます。
栄養価が高く、風味豊かな肉質を誇り、食通やグルメ愛好家から高い評価を得ており、地域の誇りとして大切にされています。
香箱ガニ・加能ガニ
香箱ガニ(セイコガニ)はズワイガニのメスです。加能ガニはズワイガニのオスです。
加能ガニのぎっしり詰まった身もとても美味しいですが、
香箱ガニの内子(卵)、外子(卵)、芳醇なカニ味噌は絶品です。
輪島ふぐ
輪島ふぐは、輪島の港で水揚げされた天然フグを指します。
天然フグの漁獲量 日本一
で「とらふぐ」や「まふぐ」、「ごまふぐ」、「しょうさいふぐ」、「しろさばふぐ」など様々な河豚を味わうことが出来ます。
コノミタケ
奥能登でしか取れないと言われる幻のきのこ。秋の天候条件が揃わないと生えてこない。
豊作の時には地元の店にも並ぶが、全国に流通することはない。
香りはマツタケよりも強く、味は独特で比較するものはありません。
七尾湾の牡蠣
輪島ふぐは、輪島の港で水揚げされた天然フグを指します。
天然フグの漁獲量 日本一
で「とらふぐ」や「まふぐ」、「ごまふぐ」、「しょうさいふぐ」、「しろさばふぐ」など様々な河豚を味わうことが出来ます。
のと寒ブリ
輪島ふぐは、輪島の港で水揚げされた天然フグを指します。
天然フグの漁獲量 日本一
で「とらふぐ」や「まふぐ」、「ごまふぐ」、「しょうさいふぐ」、「しろさばふぐ」など様々な河豚を味わうことが出来ます。
遠い場所からでも特産品を食べて応援しよう!
能登は海に面している部分が多く、様々な海産物が有名です。
蟹なら「香箱ガニ」「加能ガニ」などのズワイガニが、魚介なら「寒ブリ」「牡蠣」「イカ」が有名です。 牛なら能登牛がブランドになっていますが、ほぼ石川県内でしか流通していません。 また、日本三大魚醤の一つである「いしり」は、水揚げされたイカの内臓を発酵させて作られており、豊富なアミノ酸が旨味になっています。